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ウズベキスタンのスザニ

  • 執筆者の写真: Yu
    Yu
  • 2020年1月13日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年3月1日

スザニはウズベキスタンをはじめとする中央アジアでみられる、刺繍を施した布地です。

柄は主に果実(ザクロが多い)、葉・蔦、唐辛子など。子宝・子孫繁栄の願いが込められているとのこと。


サマルカンドの宿の壁に飾られていたスザニ
サマルカンドの宿の壁に飾られていたスザニ

ウズベキスタンを旅行するとわかりますが、ホステル、レストランなど(おそらく一般の家庭でも)の壁にスザニが飾られています。こんな風に。











私もマネして、壁に両面テープで貼り付け。

布地はカーキと言うか黄土色(笑)というか、真っ白より面白かったのでこれにしました。

ブハラで購入したスザニ
ブハラで購入したスザニ

これはブハラという街の、日本語ができる女の子がいる店(お姉ちゃんが地球の歩き方に載ってるらしい)で買いました。

ブハラには「タキ」という屋根付きのバザールがあって、たくさんのお土産物屋さんが並んでいます。


ブハラの、日本語ができる女の子がいるスザニの店
ブハラの、日本語ができるお店の女の子と

この店のスザニは彼女のお母さんなどが作っているとのこと。

値段交渉はきちんとしましょう。

私は慣れていなかったこともあって、あまり値切らなかったので、そこそこ高い値段で買ってしまった。








他にはサマルカンドからちょっと離れたところにあるURGUT(ウルグット)という市場で購入。


URGUTへはサマルカンドから乗り合いミニバスで行きます。


私は下記の場所でバスを探しましたが、タクシーの客引きが激しく、めちゃくちゃ嫌気が差していると、おばちゃんとその娘さんらしき女性2人が何か言ってきました。

URGUT!と連呼していると「こっちだ!」と言わんばかりに手を引かれ、ミニバスっていうか、バンみたいなものに乗せられました。


サマルカンドからURGUTに行きのミニバスが出るって言われているところ

だいたいこの辺り。


結構長い時間乗っていたので(1時間弱?)、本当にURGUTに向かっているのか不安、そもそもおばちゃんたちをめっちゃ信用したけど、根拠ないわけで、本当に合ってるのか不安になっていると、着いた。


URGUT市場の正門の前
URGUT市場の正門の前にて

おそらく今まで旅してきて、激しく値段交渉したのはウズベキスタンが初めて。

URGUTの市場は特に声掛けもしつこいので、買う気がないならハッキリ伝えないとホントしつこい。

私は「Yox!!」(Noのこと。ウズベク語っていうか、アゼルバイジャン語と近いから使ってみた)とピシャっと言ったら引き下がっていきました。





ほぼ手作業の刺繍を施すスザニは高額なものもあるけれど、手間暇考えたらそれなりなお値段はするはずよね…交渉に失敗することもありました。


サマルカンドのレギスタン広場で売られていたスザニ
サマルカンドのレギスタン広場で売られていた見事なスザニ

これは交渉に失敗した大物。すっごくキレイだったから相当悩んだけど、お高かったです…。サマルカンドのレギスタン広場の中のお店だったから特に高かったかも。

鳥の絵柄とかはあまり見なかったのでいいなぁと思ったのですがね。







基本的なモチーフはあるものの、糸の色使いや布地、バリエーションはたくさんあるので、選び甲斐があります。小さいサイズであればバラマキ土産にもいいと思います。

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selfie by chappie

About Me / O mnie

海外旅行、特にポーランドが好きなアラフィフ。

2014年には会社を2ヶ月有給で休んでワルシャワへ短期語学留学。この時の信念が「大抵のことは絶対に何とかなる」。

​あらゆる小さなトラブルを乗り越え、その先の旅の幅がぐんと広がった(気がする)。

​ポーランド語の勉強は40歳で始めた。過酷です。

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