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  • 執筆者の写真Yu

ポーランド語の勉強をどう始めたか

更新日:2020年2月16日

ポーランド語は、ヨーロッパの言語の中で最も難しいと言われています。

名詞・形容詞には男性・女性・中性と3つの性があるし、格変化は7つ(主格・生格・与格・対格・造格・前置格・呼格)あります。動詞は基本的に完了体と不完了体のペアになっていおり(例外アリ)、時制はもちろんのこと、性によって語形変化するケースもあります。


ここまで来たらまず萎えると思いますが、ポーランド語を勉強する人は

  • 負けず嫌い

  • ひねくれてる(いい意味で)

  • 変わり者(いい意味で)

が多いらしいので(愛情持って言ってます)、そういうところはクリアしていくのでしょう。

実際私がそうなので。全部当てはまってる(いい意味でかは置いとく)。


まず最初に手にしたのは「旅の指さし会話帳 ポーランド語」でした。


ご存知、旅行に役立つ単語から簡単なセンテンス(名詞もたくさん)が載っているし、イラストも多いので導入にはちょうどいいと思ったからです。


ただこれだと発音などがうまくわからないので、次にネットでポーランド語レッスンの検索をしました。今のご時世、YouTubeがあれば何かあるだろう!と。


そこでまさに運命の出会いがありました。


(リンク先はJulia BernardさんのYouTubeチャンネル登録になります。)


最初に見たのがこれ↓

続けてこれ↓

日本語でポーランド語を教えてくれるなんて!!!


神!


というわけで私は彼女のポーランド語レッスンシリーズを、とにかく繰り返し繰り返し見ました。

提示してくれる単語やセンテンスは手帳に書いて持ち歩いて覚えるようにしました。


ある回を見ていたときに、彼女とFacebookでつながるきっかけがありました。

その後すぐ個人レッスンの打診が彼女からあり、二つ返事でお願いしました。

2013年2月のことです。

この時私はすでに39歳。新たに未知の語学に取り組むには、脳が柔くはない年頃。


そこからほぼ毎週、Skypeにて1時間のレッスンをしてもらいました。

ノートはEvernoteにまとめつつ、手書きでもノートを作りました。


正直、名詞に格変化があることを知った時は・・・笑いました。


名前は変わってくれるなよ! と


例)Warszawa(ワルシャワ。ポーランドの首都。女性名詞)の場合

 主格:Warszawa

 生格:Warszawy

 与格:Warszawie

 対格:Warszawę

 造格:Warszawą

 前置格:Warszawie

 呼格:Warszawo!


もう一度いう。


名前は変わってくれるなよ!


ただ、笑っちゃうくらい難しいポーランド語は、まるでパズルゲームを解くようでした。

私は普段ゲームをほとんどやらないのですが、このゲームは最高でした。時間の費やし甲斐もあります。


というわけでレッスンを重ね、3ヶ月後についに!初のポーランド上陸を果たすことになりました。


使うぜポラ語!


と意気込んで。


つづく。

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